いま、できること


地震から、10日。
わたしが住んでいるところは、西日本なので、
地震の直接的な影響は何もありません。
地震が起きた日も、次の日も、今も、
それまでと何一つ変わらない生活です。生活は。


だけど、
連日の報道や、
駅前でやってる募金活動、
家族や友達との会話、
そんな日常の隅っこから、「非日常」だけど「現実」を感じます。


甚大被害の東北地方には知り合いはいないのだけれど、
直接の知り合いがいないわたしでも、報道を見て、ドキドキして、
眠れない夜が続きました。
実際に被災された方や、身近に被災された方がいる方の気持ちを考えると・・・
考えても、考えても、計り知れないものがあります。



会社の同期の多くが、関東に住んでいて、
何人かは、液状化した浦安地区で、まだライフラインを絶たれた状況だとか。


わたしが今何の被害もなくここにいること自体が、奇跡なのだと。
「生かされているね」
と母が言った言葉が忘れられない。
生かされている限り、今自分がやるべきことをやるしかないのだと。
明日どうなるかわからない。
だから、今やるべきことをやる。


あと、いちばん大切なのは
今のこの気持ちを、ずっと、ずっと、忘れないこと。
そして、一日も早くみなさんの「日常」が、
「3月11日14時56分」より前の生活の続きが訪れますように。